手動巡回(リモートブラウザ)では、手動による画面の巡回が可能です。

自動巡回では巡回が難しい箇所を手動で巡回し、巡回・診断を行なうことが可能です。


また、自動巡回の画面遷移図に、手動巡回で記録した遷移を反映することや、

手動巡回の画面遷移図の途中から自動巡回を実行することも可能です。

以下にリモートブラウザを利用した手動巡回の手順を記載いたします。

※プラグインを利用した手動巡回をご利用の場合は、こちらをご確認ください。


■基本操作

リモートブラウザ機能を使用した手動巡回方法を説明します。

リモートブラウザ機能を利用する際は、手動巡回したいサイトのスキャンを新規作成してください。

また、スキャンの登録方法については「Step5 スキャンの登録と実行」をご参照ください。


【手順】

1. スキャン詳細画面に遷移し、スキャンメニューから「手動巡回」をクリックしてください。

2.「リモートブラウザで巡回」をクリックしてください。 

3. 「新しく巡回を開始する」の名前に任意の値を入力、「接続」ボタンをクリックしてください。

4,リモートブラウザが起動し、対象サイトが表示されます。

※スキャン設定にて、カスタムヘッダを指定している場合は設定が適用されます。

①「画面遷移図に反映」

リモートブラウザ上で取得した、操作を画面遷移図に反映します。

②「連携メールを入力」

メールアドレスをフォームなどに入力する場合、入力するメールアドレスは任意ですが、連携メール機能で発行するメール連携用メールアドレスを使用すると、新規登録機能やパスワード再発行機能の診断が可能になります。

連携メール機能の詳細はこちらをご参照ください。

③「リセット」

リモートブラウザ上で取得した、操作の履歴をリセットします。

④「中断」

リモートブラウザ機能を中断します。

⑤「操作名の変更」

操作名を変更します。



5, リモートブラウザ上で画面を操作することで操作の履歴が画面右側に保存されます。

スキャンしたい機能の取得が完了したら「画面遷移図に反映」ボタンをクリックしてください。


1つの手動巡回結果にて、多くの画面が記録されている場合は、その分、スキャンに時間が長くなります。

そのため、複数機能をスキャンする必要がある場合は、1機能毎に手動巡回結果を記録するなど画面遷移の数を減らすことを推奨いたします。


6, 「巡回開始」ボタンをクリックしてください。

7, その結果、リモートブラウザで操作いただいた通りに巡回が実施されます。


リモートブラウザ機能を使用した手動巡回の手順は以上となります。


基本操作以外の機能について

ご紹介した基本操作の他にも以下機能がございますので、各記事をご参照ください。

自動巡回と手動巡回の組み合わせ

ファイルインポート機能

巡回結果の修正


なお、リモートブラウザを利用した手動巡回とプラグインを利用した手動巡回の機能の違いは

以下をご参照ください。
リモートブラウザを利用した手動巡回とプラグインを利用した手動巡回での機能や挙動の違いを教えてください。