カスタムスキャンルールセット機能を利用することで可能です。


カスタムスキャンルールセット機能では、スキャンを実施する際の診断項目(スキャンルール(※))を

カスタマイズすることが可能です。


※AeyeScanでは、スキャン時の各診断項目を「スキャンルール」と呼びます。また、「スキャンルール」が複数集まったものを「スキャンルールセット」と呼びます。


目次



カスタムスキャンルールセットの作成および利用


【手順】

<カスタムスキャンルールセットの作成>

1.スキャンメニュー > カスタムスキャンルールセット をクリックします。



2.カスタムスキャンルールセット一覧 > +新規登録 をクリックします。


3.スキャンルールの一覧が表示されるので、左端のチェックボックスにて、カスタムスキャンルールセットに

登録するスキャンルールを選択します。

また、画面下のボタンからスキャンルールの絞り込み、全て選択、全て選択解除が可能です。



①絞り込み(※) :深刻度や脆弱性カテゴリーなどから選択するスキャンルールを絞り込むことが可能です。

②全て選択:表示されている全てのスキャンルールを選択します。

③全て選択解除:表示されている全てのスキャンルールの選択を解除します。


※絞り込み機能では以下の内容にて絞り込みが可能です。



4.スキャンルールの選択が完了したらカスタムスキャンルールセット名を入力、「登録」をクリックして、カスタムスキャンルールセットの作成は完了です。 


※なお、簡易ネットワークスキャンに含まれるのスキャンルールが登録された場合、全ポートに対してポートスキャンを行います。ポートスキャンが実行できない場合は対象のスキャンルールの選択の解除が必要となります。


<カスタムスキャンルールセットの確認>

カスタムスキャンルールセット一覧画面から作成したカスタムスキャンルールセットを確認します。

※各アイコンの説明

一度でもスキャンに利用されたスキャンルールは、鍵アイコンがつき、スキャンルールの変更はできなくなります。 

②ルールセットを無効化・有効化を行うことが可能です。

(「無効化されたカスタムルールセットも表示」から無効化したルールセットも表示可能です)

③作成したカスタムスキャンルールセットの閲覧・編集可能なグループを設定します。

(詳細については、後述の カスタムスキャンルールセットの操作可能 グループをご参照ください)


<カスタムスキャンルールセットの利用>

作成したカスタムスキャンルールセットを利用します。

1.スキャン一覧 > +新規スキャン をクリックします。


2.スキャン基本オプション > スキャンルールセット から作成したカスタムスキャンルールセットを選択します。


手順は以上となります。



カスタムスキャンルールセットの操作可能グループ

作成したカスタムスキャンルールセットはAeyeScanのグループ管理と連動しており、グループ毎に操作(閲覧/編集/利用が可能なカスタムスキャンルールセットを作成することが可能です。


例えば、「グループA」のアカウントが「ルールセット1」を作成した場合「グループA」のアカウントのみが

ルールセット1 を操作可能です。

他のグループ(グループBなど)からは、「ルールセット1」 を操作できません。


作成済みのカスタムスキャンルールセットの「操作可能グループ」の確認を行う手順は以下となります。


【手順】

1.カスタムスキャンルールセット一覧画面にて、以下のアイコンをクリックします。


2.以下の通り選択したルールセットの「操作可能グループ」が表示されます。

※1 「操作可能グループ」 には自分が所属するグループのみが表示されます。

※2 カスタムスキャンルールセット新規作成時は自分が所属するグループが「操作可能グループ」に設定されます。



なお、管理者権限のアカウントであれば、「グループ管理」画面からも、カスタムスキャンルールセットの

「操作可能グループ」を設定可能です。



全アカウントで操作可能なカスタムスキャンルールセット

カスタムスキャンルールセット機能では、選択したカスタムスキャンルールセットを「全てのアカウントで操作可能」とすることが可能です。

例えば、グループに関係なく全てのアカウントで特定のスキャンルールセットを利用してもらいたい場合などに利用します。

ただし、「全てのアカウントで操作可能」 にできるのは管理者権限のみです。


設定手順は以下となります。


【手順】

1.管理者権限のアカウントでログインした状態でカスタムスキャンルールセット一覧画面にて、以下のアイコンを

クリックします。 


2.「操作可能グループ編集」画面に「全てのアカウントで操作可能にする」が表示されるので、チェックを入れ、

「編集実行」をクリックします。


以上の操作にて、全てのアカウントにて、操作が可能となります。


※「全てのアカウントで操作可能」にした場合、以下の通り、「カスタムスキャンルールセット編集」画面にて、

「スキャン新規作成時の初期値」に設定することが可能となります。

「スキャン新規作成時の初期値」にチェックを入れた場合、設定したルールセットが、スキャン新規作成時のスキャンルールセットの初期値となります。