スキャン開始後、スキャンに時間がかかる、または、スキャンが終わらない場合がございます。
以下の原因が考えられますので、ご確認ください。
■原因1:
スキャンにかかる時間は、スキャン速度や対象サイトの種類によって異なります。
以下をご確認いただき、想定するスキャン時間より時間がかかっていないかをご確認ください。
■原因2:
スキャン時は、リクエストの各パラメータに対してスキャンを実施いたします。
そのためパラメータ数に比例して検査時間が長くなります。
なお、各画面のパラメータ数は、以下の手順からご確認可能です。
【手順】
1.スキャン一覧>三本線メニュー>レポートダウンロード をクリック
2.レポートダウンロードから「巡回結果一覧」または「スキャン進捗込み巡回結果一覧」をダウンロードします。
3.ファイル内の「リクエストボディ列(J列)」から画面毎のパラメータの内容をご確認可能です。
パラメータが多い画面は、スキャンに時間がかかるものとご認識いただき、以降の原因をご確認ください。
■原因3:
自動巡回を行う際は、類似画面を自動的に対象外にしますが、
サイトの作りによっては類似画面を取得し、スキャン対象と判定してしまう場合がございます。
その場合、類似画面を検査するため、結果的に画面数が多くなり、検査時間も長くなります。
類似画面が、複数スキャン対象となっている場合は、スキャン対象外とすることでスキャン時間の短縮につながります。
URLやパラメータの内容も同一の画面があれば、一方をスキャン対象外に設定し、スキャンを実施します。
スキャン対象外とする場合は、画面遷移図の各画面の「画面設定(スキャン対象、メモ)」をクリックし、スキャン対象をOFFに変更します。
なお、類似の画面が画面遷移図に多く表示されるようであれば、スキャン前に「スキャン基本オプション>類似画面の除外判定」を強めに設定することでAeyeScanが自動で類似画面を除外します。
詳細は以下をご参照ください。
■原因4:
手動巡回の場合、スキャン時にスキャン対象画面へのアクセスが失敗した場合は、手動巡回結果に記録された先頭の画面からアクセスが行われ、引き続きスキャンが行われます。
そのため、1つの手動巡回結果にて、多くの画面が記録されている場合は、その分、スキャンに時間が長くなります。
例:1つの手動巡回結果にて、複数の機能の操作を行っている場合など
可能であれば1機能毎に手動巡回結果を記録するなど画面遷移の数を減らすことを推奨いたします。
■原因5:
スキャンの負荷より、スキャン対象サイトからの応答時間が長くなっている可能性があります。
対象サイトのトップURLからの応答時間が10秒を超えた場合、お知らせ(画面左上のベルマーク)に
以下の通知が表示されます。
サイトからの応答が遅いため、ID:1のスキャンが遅くなっています。
ID:1のトップURLへアクセスしたところ応答に10秒以上かかりました。
基本情報のスキャン速度を下げる、またはWebサーバのスペックを上げることを検討してください。
この通知は1時間に最大1回通知されます。
上記が表示された場合は、スキャン速度の変更やサーバスペックを上げることをご検討ください。
■原因6:
サイト全体でなく特定のリクエストで応答時間が長くなっている可能性があります。
この場合、スキャンログをご確認いただき、具体的にどのリクエストで応答に時間がかかっているかご確認ください。
・スキャンログ取得方法
スキャン一覧>三本線メニュー>レポートダウンロードにて、その他>アクセスログから取得します。
なお、この方法は、スキャン作成時にスキャンログの保存にチェックを入れている場合にのみ可能です。