対象サイトへの負荷や意図しないデータ変更などを軽減するため、スキャン時に以下の設定をご検討ください。
・スキャン速度を「ゆっくり」にて実施する
スキャンによるサーバへの負荷を下げるためスキャン速度「ゆっくり」にてスキャンをご実施ください。
スキャン設定>スキャン基本オプション>スキャン速度から設定可能です。
(「ゆっくり」に設定した場合、おおよそ 10リクエスト/1秒の程度のアクセスとなります。)
・スキャン種別を「ログイン前のみ」や「ログイン実行まで」にする
スキャン対象の範囲は狭めることで、サイトへの影響を抑えることができます。
スキャン設定>スキャン基本オプション>スキャン種別から設定可能です。
・セーフモードを利用する
セーフモードを「標準」に設定した場合、ログイン前の画面では「問い合わせ」や「掲示板などへの書き込み」などを、ログイン後の画面では「購入」機能への巡回・スキャンを抑制します。
(「削除」機能、「退会」機能はセーフモードの有無に関わらず巡回・スキャンを抑制します。)
また、セーフモードを「強め」に設定した場合、対象サイトの情報取得のみを行うGETメソッドでのアクセスのみをアクセス対象とし、それ以外は巡回・スキャンから除外されます。
そのため、本番環境などの診断影響を最小限にしたい場合はセーフモードを「強め」に設定ください。
なお、ログイン処理のPOSTメソッドは例外的に除外しない仕様のため、セーフモードを「強め」で設定いただいた場合でもログイン機能を含む巡回・スキャンが可能です。
セーフモードは以下から設定可能です。
スキャン一覧>新規スキャン>スキャン基本オプション>セーフモード
・巡回・スキャン対象設定を行う
巡回・スキャン対象設定を行うことで、特定の画面やパスのみを診断対象としたり、特定の画面やパスを診断対象外とすることができます。
巡回・スキャン対象設定の詳しい設定方法については以下をご確認ください。
管理画面を巡回・スキャンの対象から外したいのですが、どのように対応したらよいでしょうか?
・手動巡回を利用する
手動巡回を利用することで、手動で巡回した箇所のみを診断対象とすることができます。
手動巡回の利用方法については以下をご確認ください。